シーシャ(水たばこ)を吸っているとたまに、ヤニクラや酸欠になってしまうことがあります。
慣れている方は対処もお手の物だと思いますが、初心者にとっては対処方法もわからず、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。
しかし、対策をしっかりすれば、これらの原因はすぐに取り除けます。
そこで、今回の記事ではシーシャとうまく付き合うために、ヤニクラや酸欠といった気分が悪くなる原因の解明とそれらに関する対処方法を紹介していきます。
■なぜヤニクラや酸欠は起こるのか?
シーシャにおけるヤニクラや酸欠の原因は主に以下の3点となっています。
ヤニクラとはたばこを吸ってクラクラするということを表した造語です。
シーシャを吸うと、文字通り頭がクラクラしたり、気分が悪くなったりしてしまう状態を指すのですが、紙たばこを吸わない方やシーシャを吸いたての方に比較的起きやすい症状なので、まずは原因を詳しく解説をしてきます。
シーシャは紙たばこと比べて少量ではありますが、同じくニコチンを含んでいますので、たばこ同様に脳の血管を収縮させる他、血流の流れを悪くさせてしまうので、その結果、一時的に脳の血圧が上がることや貧血状態になるので、頭痛や立ちくらみのような症状が起きてしまいます。
また、シーシャの炭や煙が原因で一酸化炭素を取り込んでしまい、血中のヘモグロビンと結合することによって酸素の供給が弱まり、酸欠につながってしまうだけでなく、脳の脈拍が強くなり動悸や息切れを引き起こすこともあります。
体調不良や睡眠不足でシーシャを吸うと、ニコチンに対しての免疫が下がってしまい、上記の症状が起きやすくなってしまうので、できれば万全の状態でシーシャを吸うのが理想となっています。
アルコールを摂取して酩酊状態になっていると呼吸が早くなり、体内に酸素を十分に取り込めなくなってしまうので、シーシャと組み合わせると酸欠が発生しやすいとされています。なので、慣れないうちはアルコールを避けるのが賢明でしょう。
また、入浴直後にシーシャを吸う場合、血管が拡張して血流が豊富になっている状態なので、脳へニコチンが送られやすくなってしまいヤニクラが起こりやすくなるので、注意が必要です。
空腹時は血圧が低い状態ですので、収縮された血管をニコチンがさらに収縮させ、ヤニクラを促進させる結果となるので、こちらも注意が必要ですね。
■ヤニクラや酸欠の対処方法
ヤニクラや酸欠は酸素の補充やニコチンの働きの低下によって改善できるようになるので、少しでも異常を感じたらまずは吸うのを止めて、しっかりと休みましょう。
店内が混んでいる時や室内が煙で充満していると、十分な酸素が取り込めず、治る時間も遅くなってしまうので、場所を移して新鮮な空気を体内に取り込むのも大切です。
また、こまめに水分を補給することで、そのたびに酸素補給につながり酸欠を未然に防げるだけなく、血流の流れを正常に戻し、体内のニコチンの排出を促進することができるので、シーシャを吸う時は水分補給もセットで考えると、快適に吸い続けるとことができます。
それでも、急に体調の変化が来ることもあるので、そういった場合はコップ一杯程度の水をゆっくり飲み、ある程度、深呼吸をしてから体を休めましょう。
原因の説明でも触れたとおり睡眠不足や酩酊状態や入浴直後、空腹といった体調不良がヤニクラや酸欠を引き起こしやすくなるので、健康な状態でシーシャを吸うことが楽しむための大前提となっています。
シーシャを吸う時は、同時に何か別のことをするのもヤニクラや酸欠の予防につながります。
シーシャを吸っていると、どうしても吸うことだけに集中してしまいがちになってしますので、本を読んだり、動画を観たり、何かしらの手段を使って時間を過ごすと、自然とゆっくりとしたペースでシーシャを吸えるようになります。
なので、シーシャの良き相棒を見つけることで、より楽しくシーシャと向き合えるようになります。
極まれですが、ニコチンを体質的に受け付けない方も中にはいて、他の方よりも上記の症状が起こりやすくなってしまいます。
シーシャにはノンニコチンのフレーバーもあるので、こちらを試してみるのも一つの対処手段となっています。
まとめ
吸うのを止める、しっかりと休む、新鮮な空気を取り込む、水を飲むといった対処手段を行えば、ヤニクラや酸欠を治すことができます。
ある程度シーシャ吸っていくことによって体にニコチンの耐性が付き、ヤニクラを感じることはほとんど無くなるとは思いますが、酸欠については複合的な要因を含んでいるので、吸っていく中で自分なりのペースをつかむことを意識すると、未然に防げるようになりますので、この記事を参考に楽シーシャライフを送ってください!