【乞うご期待】TANGIERS(タンジャーズ)専用ボウル開発中!デンスパックの美味しさを日本に届けます!

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先日、アメリカに行って学んだTANGIERS(タンジャーズ)の作り方をTwitterでシェアしたところ、おかげさまで話題になりました。本当に美味しくて、煙感も味わいも別格になるので、「試したい」っていう声をたくさんいただけて、とても嬉しいです。

本当はもっともっとおすすめしたいんですが、問題が一つ。

フレーバーを1回でめっちゃ使うんですよね。この作り方…。タンジャーズがおすすめしているデンスパックは、フレーバーをぎっちり詰める方法。日本でよく使われているフワ盛り(Fluffy pack)と比べると、2倍くらい必要です。

1回のシーシャにかかるフレーバー代が2倍!これで破産する人が出るかもしれない…。

タンジャーズの本社があるアメリカはシーシャのフレーバー代が安いので、デンスパックで贅沢に盛れるんです。ただ、輸入している日本だと、そんなに贅沢できない…。

もちろん、詰めたフレーバーが多い分、吸える時間が長くなるというメリットもあるんですけど、家シーシャでそこまで1本のフレーバーを炭替えしながら吸い続ける方はそこまで多くないはず。

だからこそ、めちゃくちゃデンスパックをおすすめしたいのに、躊躇してしまっていたんです。

でも、僕気づいちゃいました。

タンジャーズ専用のボウルを自分で作ったら解決するじゃん!!!

というわけで、現在タンジャーズ専用のボウルを試作中。今回は、そんなタンジャーズ専用ボウルのこだわりを、いち早くお伝えします。

目次

タンジャーズ専用ボウルのこだわり1:フレーバーの量を抑える「超底浅」

お財布に負担をかけず、デンスパックでタンジャーズを楽しむ方法はないか…。

確かに、小さなボウルを使えば多少使用量を抑えられます。ただ、比較的小さめのボウルと言われている「エイリアンミニ」という種類を使っても、20gくらい必要です。

5回でタンジャーズ1袋を使い切っちゃうのは、抵抗がありますよね。

そこで考えたのが、「超底浅」のボウル。ターキッシュリッドがはまる横幅を死守しても、めっちゃくちゃあさ〜いボウルだったら盛る量が減るよね、という発想です。

いつもと同じフレーバーの消費量だからお財布にも優しい。その上で、本場アメリカの美味しさを届けられる、専用のボウルを準備中です。

(美味しすぎてシーシャを作る本数が増えたら、フレーバーの消費量が増えちゃうかもです。こちらは責任取れません、ごめんなさい!)

タンジャーズ専用ボウルのこだわり2:タンジャーズの魅力を生かす「珠洲焼き」

新しいボウルを開発したいな、と思っていたときに声をかけてくれたのが、「珠洲市」の方々。珠洲市は石川県の能登半島最北端にある小さな市です。

上の写真は珠洲市にある岬なんですが、見ての通り、海と自然に恵まれた素敵なところ!

この珠洲市で作られている焼き物が「珠洲焼」です。まずは写真を見てください!

珠洲焼きのイメージ©石川県観光連盟

珠洲焼きのイメージ©石川県観光連盟

すごくシックでかっこいいですよね!

珠洲焼きは12世紀の後半くらいから生産され、14世紀には日本列島の4分の1くらいまでに広がったそうです。なぜか15世紀末くらいに急速に衰えてしまったようですが、珠洲市では今もなお作られ続けています。

珠洲焼きの特徴は「灰黒色」であること。この黒い色を見たときに、タンジャーズのフレーバーを思い出した僕は、ちょっと変態かもしれません。

ただ、黒いボウルで真っ黒なタンジャーズを詰めて吸うところを想像したら、めっちゃワクワクしたんです♪

珠洲焼は、使うごとに表面の凹凸が取れてさらに落ち着いた色合いになっていくそうで。ここもダークリーフの奥深さに似た何かを感じます。吸えば吸うほど育って、世界に一つのボウルになるなんて、素敵じゃないですか?

しかも、珠洲焼には鉄分が多く含まれていて、水の浄化機能があるらしいんです。もしかしたら、この効果で煙も美味しく感じるかも!とも思います。

 

ということで、タンジャーズボウルを作るなら珠洲焼がぴったりだと思い、早速現地に行ってみました。

珠洲市の知名度UPのためにもタンジャーズボウルを作りたい

珠洲市の人口は13,000人ほど。本州の中でもトップクラスに少なく、のんびりとした空気が漂います。特に若い人が少ないのが課題とのこと。

そんな珠洲市では、2017年から国際芸術祭をスタート。そこに集まった若者が珠洲市に興味を持って、移住してくるそうです。

ただ、移住して困るのが「知り合いがいない」こと。そんな移住者をつなげる場として「シーシャ」がありました。

珠洲市には、ばんびえんの元常連さんがオープンしたシーシャ屋さんがあり、せっかくの機会なので足を運んでみました。そこには、油絵を書く人。牧場の人、焼き物を作る人…とさまざまな人が集まって、交流の場になっていました。

バックグラウンドの異なる人たちがシーシャでつながり、暖かい空間ができていたんです。煙の縁が広がるこの土地に、とても魅力を感じました。

この土地は、東京で疲れた人や居場所が見つけられなかった人でも受け入れてくれる、ゆったりとした穏やかな空気が流れています。

実際に珠洲焼の作家さんも、シーシャ屋さんも
「この場所には仕事があるし、都会に疲れた人の居場所になるはず。だから、儲かるかどうかはさておき、珠洲市が知られるきっかけを作りたい」
とおっしゃっていて、ぜひ協力したいと思いました。

タンジャーズボウルから、珠洲焼と珠洲市を知る人が増えたらいいな、と思っています♪

 

というわけで、タンジャーズを美味しく吸えるボウル、絶賛開発中です!デンスパックで吸ってみたいけど、フレーバー大量に使うのはなぁ…とお困りの皆さん、ぜひぜひ続報をお待ちください♪

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