「何言ってるんだ?ついにおかしくなったの??」
と思う方もいるかもしれませんが、本音です。笑
今まで僕は、煙の楽しさが自分だけでなく周りの人にもつながるように、いろんな商品を開発したり、仕入れたりしてきました。これでシーシャ好きが増えたら嬉しいな、と思って。
同じ気持ちで仕入れた、Regal Hookah(リーガルフーカー)のステム。今回アメリカ本社まで足を運び、自分の目で見て本当にほしいと心が惹かれたものを選んできました。
買い過ぎちゃったくらい、めっちゃカッコいいものばっかりなので!
今回、アメリカの本社でこだわりとか思いをたっぷり聞いてきて、「本物の一流」と再認識したこともあり、リーガルがさらに好きになったから、余計に。
売るとしても、いわゆる「ハイエンド」に当たるパイプだからこそ、実物を見てほしい。そして、価値を理解してくれて、大切にしてくれる人に届けたい。
ということで、日本のシーシャ好きにリーガルの良さをしっかりお伝えしていきます♪
ハイエンドモデルRegal Hookahって?
リーガルは、世界的なステムメーカー。
色々説明するよりも、まずは写真を見てください。めちゃくちゃキレイじゃないですか?
僕は、シーシャファンであり、コレクターでもあります。13年間、お店を始める前からいろんなメーカーの機材を集めているんですが、リーガルに初めて出会った時に感動しました。
僕、ブランド物ってあんまり興味なかったんですよ。洋服はジャージ、スーツ、パジャマしか持ってないですし、時計もつけません。食べ物はスーパーの弁当か松屋で大満足な人間です。笑
それが、シーシャで初めて価値がわかったんです。
持っているだけで胸が高鳴るというか、見るだけで煙の質が変わった気がするというか…。
それほどまでに魅力的なのに、リーガルはあらかじめ生産本数を決めていて、欲しくても手に入らないものが多すぎるんです!
正直訳がわからないくらい高いのに、手に入らない…。
ほしいって言ってもすぐ売れちゃって買えない…なんでやねん!笑
ここが、コレクター心をくすぐるポイントです。だからこそ余計に欲しくなっちゃって、直接アメリカまで行ってきた、というわけです。
Regal Hookahに骨を埋めたい
ちょっと暗い話になりますが、ばんびえんはコロナ禍で倒産しそうになりました。当時、僕の気持ちは「倒産するなら最後にやりたいことをやろう!」
そこでやったのが、AZUREとグリーンティーの共同開発。そして、もう一つがRegal Hookahのプリンスアイを作り、日本に持ってくること。
これが、実際に手に入ったプリンスアイ。
それくらい、Regal Hookahの優先順位は高かったんです。
もう一つ僕の話をすると、実は今年、暇すぎたので遺書を書いてみたんです。笑
メインは、会社をどうするかという実務的な話だったんですけど…自分が本当に伝えたいことは何かな?と考えた時に出てきた言葉が、
「全国のシーシャ好きへ。
リーガル、エガーマン、AZURE、タンジャーズ
触れたことないシーシャ好きは死んだほうがいいよ」
でした。笑
ちょっと過激ですが、本心です。この言葉が自然と出てきた時に、やっぱり僕にとってリーガルは特別なんだなと気付かされました。
強い思いに気づいた後に、アメリカに向かってリーガル代表のジョージに会ってきました。そこで出会った、特別なステム。
なんと、タンジャーズの代表、エリック・ホフマンの骨灰が入っています。ああ、僕もこうやってリーガルに骨を埋めたい!!って思ったんです。それくらい、思い入れがあるブランドです。
Regal Hookahのシーシャ愛とこだわり
リーガル代表のジョージは、元々フーカーラウンジを経営していました。そのお店が潰れてしまった時に、持っていたパイプの中古販売を始めたんです。
そこで気づいたのが、シーシャ機材への悩みが多いこと。
- ホースアダプターが劣化して空気が抜ける
- ネジ穴から錆びる
- パージのヌケが悪い
などなど、長く使おうとすると不具合がたくさん出てくるんですよね。
そこで、フーカーラウンジオーナーが抱える悩みを解決したカスタムメイドのステムを開発しました。これが、リーガルの始まりです。
ジョージはものを大切にする人で、彼自身がコレクターでもあります。見せてもらった倉庫には、収集した歴代のレアなパイプや廃盤になったフレーバーがたくさん飾ってあるほどです。
リーガルが最初に生産・販売したパイプも、売ったフーカーラウンジが廃業した時に買い戻したらしいんですよね。
そこまでものを大切にできるコレクターだからこそ、彼ならではのこだわりが随所に見られます。
例えば、木を使うステムは、4層にコーティングを施しています。形状を維持して長年使えるようにしたい、という思いの現れです。特に、木材が劣化しないように、ウォータープルーフのコーティングにはめちゃくちゃ力を入れています。
さらに、衝撃的だったのが、リペアを無料で行っていること。本社にステムを送ると、無料で修理してくれるんです。
長く機材を愛してほしい、という思いが伝わる、リーガルならではの取り組みだと思います。
イノベーションの中に伝統への敬意を
WITHOUT TRADITION, ART IS A FLOCK OF SHEEP WITHOUT A SHEPHERD. WITHOUT INNOVATION, IT IS A CORPSE.
Regal Hookah values the traditions of hookah while striving to be on the frontier of innovation.
これは、Regal Hookahのトップページに書かれている言葉です。直訳すると、
「伝統がなければ、芸術は羊飼いのいない羊の群れである。 革新がなければ、芸術は死体である。
Regal Hookahは、シーシャの伝統を大切にする一方で、革新の最前線に立つよう努めています。」
革新的なステムを作りながら、トラディショナルなメーカーへの敬意を欠かさないのがリーガルです。実際、ジョージは23年間シーシャを吸っていて、伝統的なエジプシャンの機材が大好き。
昔の文化を尊重しつつ、長く使えるように壊れない工夫を随所に散りばめています。この考え方も僕とよく似ていて、推しポイントの一つです。
実際にRegal Hookahは世界中で知られているブランドで、いわば一流。高価格なものが多いことから日本での認知度はまだ高くないものの、世界ではかなり有名です。
- 人気なパイプメーカーランキング2位の実績あり(1位はハリルマムーン)
- 世界で活躍する業者で僕が尊敬する人たちのほとんどがリーガルを使っている
と、シーシャフリークの頂点とも言えるメーカーの1つです。
僕のこだわりとして、一流の会社としか取引しないと決めています。全員が知っているような一流の会社は、商品だけでなく、人にも魅力があると身をもって実感してきました。
リーガルはまさに一流と言える会社であり、話を聞く度に学びが多くあるんです。
価値の分かる人だけにRegal Hookahを届けたい
今回のアメリカ訪問で、Regal Hookahの素晴らしさとこだわりを、再認識しました。だからこそ、日本にお届けしたいと思って、買い付けしています。
ただ…
これだけ思いを持って作っている一点ものだから、販売せず僕のコレクションにしたいという気持ちもあります。
そして、「長く使ってほしい」という思いに感動したからこそ、本当に大切にしてくれる人以外には売りたくない。というのが本音です。
ぶっちゃけた話、商売だけを考えたら、Regal Hookahは仕入れません。もっと安価で手に取りやすい機材はたくさんあるからです。「とりあえずなんでもいいからシーシャの機材がほしい」という方には、他の商品をおすすめします。笑
それでも今回Regal Hookahをお届けするのは、ハイエンドならではの良さを知ってほしいから。Regal Hookahには、実物を見ないとわからない迫力があります。(感動して買い過ぎちゃいました。笑)
僕はシーシャはフレーバーだけでなく、パイプも含めた空間全体で味が決まると考えています。だからこそ、「これが好きだ!」と思って大切にしていただける方にお渡しできたら嬉しいです。
実物を見て良さを感じてほしいので、今回仕入れたリーガルの展示会を開催予定。
12/16(土)11:30〜13:30 高田馬場本店
で今回買ってきた現物全部、お見せします!
ハイエンドならではの素晴らしさに触れたい方は、ぜひ足を運んでみてください♪今回の展示会で、死ぬまでに手にしたいな、いつか家に迎え入れたいな、といった憧れのパイプにリーガルがなれたら本望です。