シーシャ屋やSNSの動画でシーシャの煙を使ったトリックを見かけることがあると思います。
難しそうだけど、やってみたい、できるようになりたいと憧れる人もいるのではないでしょうか?
そこで、今回の記事ではその中でも入門編として簡単なシーシャの煙で輪っか(スモークリング)を作る方法とそのメカニズムについて説明していきます。
1.輪っかのできるメカニズム
煙の輪っかといえば、テレビでもおなじみの科学者である、でんじろう先生の空気砲を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?
ダンボールに穴を開けて、そこから空気を出す際に、視覚的にわかりやすくするためにダンボールの中に煙を入れて実験をしています。
その際にダンボールの中から吐き出される煙は輪っか状になって出てきていますが、この輪っか、内側から外側に回転することでドーナッツ状の形を維持しています。
シーシャの煙で輪っかを作る際にもこの原理を利用しますので、次の項目では、ダンボールを人体に置き換えて説明をしていきます。
2.シーシャの煙で輪っかを作ろう
まずは、煙をたくさん吸い込みます。貯め込む量が多いほど、練習できる時間が増えるので、最初は煙を沢山吸って、貯め込む吸い方を覚えましょう。
おなかを膨らませるように吸うと煙をため込む段階で苦しくなってしまうだけでなく、煙を吐き出す時に安定しなくなってしまうので、深呼吸をする感じで貯め込むようにすると、スムーズに練習ができます。
次に、煙の吐き出し方について説明していきましょう。
まずは貯めた煙を少しずつ吐き出しましょう。
出始めの煙は薄く、輪っかを作りにくいので、しばらく吐き出して煙の濃度が濃くなってから作るようにしましょう。
煙を吐き出す際は、唇をとがらせてから口の形が丸くなるように開けます。
煙を吐き出す時の口の開き具合を調整することで輪っかの大きさや形が変わるので、うまくいかない場合は、開き具合を調整しながら練習していきましょう。
口を小さく丸く開くとできやすくなります。
最後は、煙の吐き出し方です。前のステップで説明した口の形を作ります。
固定したまま、「おっ」と発音する時のように息を吐き出します。
肺から口の外に一気に煙を吐き出すのではなく、口の中に煙を貯めてから吐き出すと、煙の量が確保できるので輪っかが作りやすくなります。
輪っかができる条件は『①口の形』と煙を『②吐く速度』が一致していると自然とできるようになるので、できていない場合は①か②のどちらかが間違っていることになります。
ですので、上記のことに気を付けながら①と②が一致するように練習していきましょう。
また、空調や風といった空気の流れがある場所では吐き出した煙が流れやすく、輪っかを作るのが難しいので、空気の流れが少ない場所で練習するようにしましょう。
まとめ
上記で説明した手順を簡単にまとめると、
①煙を沢山吸い、貯め込む。
↓
②舌を下あごにぴったりとつけ固定し、口を円形に開ける。
↓
③煙が濃くなるまでゆっくり吐き出してから「オッ」と発音する時のように息を吐き出す。
といった手順になるので、練習で躓いてしまった場合はステップごとにきちんとできているかを再確認してみましょう。
初めのうちは、練習のために煙を沢山吸い込む時間が一気に増えるので、酸欠や頭痛などに気を付けてゆっくり練習するのが、おススメです!
それでは楽しいシーシャライフを!