保護猫”支煙”活動

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高田馬場本店、高田馬場2号店、事務所、社宅、駐車場………、中野店以外での仕事はほぼほぼ高田馬場です。

そんな高田馬場に住んで早くも9年。

街の裏道を歩いているとものすごい数の野良猫を見かけます。

しかもやたらとフレンドリー。ほとんどの猫が人間慣れしててびっくりします。

何だこいつら?

と思って軽く調べてみたら、こいつら、野良猫じゃなくて地域猫っていう、地域の人がメシあげてる猫らしいです。

野良猫との違いは、「一世代で野良猫を終わらせて、これ以上は増えさせない。そのぶんメシあげて、みんなで可愛がろうよ」的な感じで、世話されてるんですねー。

耳の一部がカットされてる猫って見たことありますか?

あれ、「去勢してますよ」マークなんです。

一旦保護して去勢して、また野に放たれて暮らしてる、だから繁殖しない。

無駄な殺処分を無くすために、一部の人が善意で、猫との共存のために活動してくれてるんです。

そんなことを知り、感動して、保護猫活動への興味が湧いてきました。

それと同時に、なんで殺処分なんておかしな文化があるんだ?と、嫌な気持ちになりました。

「シーシャばっか吸ってるアホなぼくにも何かできることはないかな……?」

考えてもわからないので、1番感銘を受けた本、「猫を守る仕事」の著者&NPO法人、東京キャットガーディアンの山本さんに連絡してみました。

「父親がよく吸っていたのでタバコの香りは嫌いじゃありません。一度お店に伺いますよ」

代表の山本さんは快く返信して下さりました。

説明が下手なので、詳しくは下記のURLから活動を知ってもらえたら嬉しいんだけど、ここの方々の理念がすごかったです。

「足らないのは愛情ではなく、システム」

この言葉が心に響きました。

ぼくも極小ですが、経営者のはしくれ。

「理念なき収益は罪。収益無き理念もまた罪」

この言葉を先輩から頂き、頭が悪いなりに大切にしている自分にとって、東京キャットガーディアンの理念に衝撃を与えられました。

「素人の自分が0から保護猫活動を始めるより、微力だとしてもこの方の力になったほーが早い気がする」

そーいった想いで、まじで微々たるもんだけど、売上げの極一部を、毎月寄付させて頂いています。

毎月、写真付きのメールで届く「今月の保護猫活動はこんな感じでしたよー」って知らせが、本当に嬉しくて、更に仕事を頑張ろうって気持ちにさせられます。

何度も言うけどぼくは頭がすこぶる悪いです。

2022年8月で、本当にみなさんのおかげで運良く創業から9周年。

運が良かっただけでメシが食えてるぼくが、運が悪かっただけで殺されちゃう猫のために、少しずつでも動き続けることで、1匹でも多くの命が救われたらと心から思ってます。

また、これを読んでくれたシーシャ好きの誰かも、一緒に保護猫支援ならぬ、保護猫支煙を始めるきっかけになれたら、これ以上の幸せはまじでないと思ってます。

東京キャットガーディアンは、高田馬場から2駅の大塚で保護猫シェルターもやっています。

ばんびえんに行こうかなー、って思ったとき、たまには里親を待ってる可愛い猫達に会いに行ってみるのも、シーシャとはまた別の楽しさがあるんではないかと思います。

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